察してくれるのは、あなたがこちらを向いていない時。
あなたは相手に「察してくれよ。」って、
どんな時に思っていますか?
具合いが悪い時、
落ち込んでいる時、
忙しい時、などでしょうか。
でも大抵、不十分、じゃないですか?(笑)
それって勝手な相手の判断が入るからだと思うんです。
家族とか、身内は特に。
具合いが悪いみたいだけど、動けるよね、とか。
落ち込んでるのはわかるけど、君にも落ち度はあったよ、とか。
忙しいのはわかるけど、何すればいいの、なんてね。
洗濯物ぐらいたたんでくれたっていいでしょ!
別にどっから目線かわからないアドバイスなんざ求めてないよ!
何すればじゃねぇ、見ればわかるだろぉおおおお!
ああ・・・イラつきますねぇ・・・
このように、顔を見合わせている時は、
お互い自分の都合も織り交ぜて判断していますから、
察したところで意味がない結果となりやすいと思うんですね。
なので、具体的にやってほしいことを伝えた方が、早い。
対して、いつもよりずっと家族が遅く帰ってきて、
おまけにものすごく疲れていたら、
いつもは分担していることでも、
黙って自分がやってしまうってこともありませんか?
仕事でもそうですよね。
ものすごく忙しくしていたり、
いつもちゃんとできているのにミスしてしまったり、
時間がかかってしまったりすると、
誰かがカバーしてくれていたり、
黙って処理してくれていたりする。
とってもありがたいですよね。
あなたの目を見ているのではなく、
あなたの背中を見ている時の方が、
あなたのことを察しよう、
わかってあげよう。
そんな力が働いている気がします。
そこを気付ける、忘れない大人でありたいですね。